スネークたち(蛇)ペンシルベニアに存在する、代表的な蛇の一つ。色が黒くてねずみを食べるから、ブラックラットスネークと名づけられている。 やさしい性格で、人間を怖がる。勿論、毒はない。北アメリカに消息する蛇は、攻撃的な性格のものはおらず、こちらが、攻撃を仕掛けない限り、噛みついたり、追いかけたりすることはない。 それを知らないで、蛇を見ると、”悪い生き物だ!”と言って、殺したりする人もいる。本当に悲しいことです。この蛇がいないと、ペンシルベニア州は、160cmほどの高さまで、ねずみで埋め尽くされるらしい。 冬眠をする蛇は、春の暖かい日になると、起きてきて穴から出てくる。そして、ひょろひょろ歩く。光を吸収したアスファルトが、暖かいので、車道で良く、日向ぼっこをしている蛇。でも、しょっちゅう、車に引かれて死んでいる。 車道で蛇を見たら、なるべく車を止めて、蛇の脇に寄せるようにしているけど、スピードだしてる人たちは、そんな蛇には気付きもしないで、上を平気で通って、ころしてしまう・・・・ この写真は、旦那の職場の木の上で見つけたところを撮りました。普段は木登りが好きなわけではないのですが、地面に居たところ、人間が来たので、恐れたこの子は、木に逃げたらしい。それなのに、私たちが、やんややんやと寄ってきて、写真を撮られて・・・”勘弁してくださいよ”って言ってるところだと思います。 蛇が舌を良くだしているのは、何故か知っていますか?”オーこいつ美味しそう、食いついてやろう”と、舌を出しているわけではありません。蛇の視覚はトテモ弱く、殆ど目が見えない状態なんだそうです。その代わり、臭覚が発達しています。そして、蛇の舌は、鼻の役割をしているそうです。舌を出しながら、匂いで安全か危険かを察知しているみたいです。 ちなみに、蛇は飼い主を覚えます。旦那のセンターで、蛇を2匹飼っているのですが、いつも世話をしてくれる旦那といると、ヤッパリ安心した様子でいるし、私が抱いていても、旦那が来ると、彼のほうに行こうとします。感情は、哺乳類のようにはないですが(と思います)、においを覚えているようです。 私も最初は、蛇は怖かったんですけど、色々勉強していくうちに、蛇は怖い動物じゃないんだな。。。。って知り、今では、子供達に動物を見せるボランティアもできるようになりました。(けれども、道で蛇を見かけても、つかんだり触ったりしないでね。蛇は攻撃されると思って、かんだりするかもしれません。外で蛇を見つけたら、触らずそっとしておいて上げてください) こちらは、リングネックスネーク。首の周りにリングのような模様があるためにそう呼ばれる。体は小さく、直径5mm、長さ15cmくらいで大人のサイズ。毒はない。大人しくて怖がり。 |